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移住者からの声

ページID:0000684 更新日:2022年12月23日更新 印刷ページ表示

山岸さん

当別町に移住し、高岡で新規就農された山岸夫妻にお話をお聞きしました。

山岸夫妻

食と自然の宝庫、北海道へ

・豊さん

学生時代には北海道一周するほど北海道が、そして自然が好きでした。サラリーマン時代にドイツ、フランス、スウェーデンなどヨーロッパで長く生活をする中で、豊かな自然や気候が体に合っていて、自然豊かな北海道で生活がしたいと考えるようになりました。

・彰子さん
生まれも育ちも東京なので、田舎での暮らしに憧れていました。移住を考えて全国各地を見た中で、スウェーデンヒルズの宿泊体験を経て、当別への移住を決めました。

・豊さん
50代での移住なので、この年齢でもできること、また当別町に貢献できる仕事と考えて、最終的に行きついたのが農業でした。

・彰子さん
台湾で生活をしていた時の親友が急逝した際に、食べるものに注意していたら結果が違ったかも知れないと聞き、食の大切さを再認識し、東京に戻ってから学校に通って管理栄養士の資格を取得しました。北海道に移住してからは、この経験から、安心安全な食べ物を育ててみたいと思うようになりました。

高岡で新規就農

・豊さん

4年前にスウェーデンヒルズに居を構え、農業の研修先として高岡のアグリヒルズさんにお世話になりました。農業研修を経て、そのままアグリヒルズさんの土地をお借りして、就農しました。

・彰子さん
移住体験でアグリヒルズさんの直売所で食べたミニトマトが、今までに無いほどのおいしさに感動して、農業を始めたらミニトマトを営農の中心に据えたいと考えていました。

・豊さん
ミニトマト以外にも試行錯誤を繰り返しながら、ミニトマトのほかに、アスパラガス、カボチャ、サツマイモを中心に作付けをしています。今後の課題としては、収穫量を増やすことと、収穫のピークを調整して農作業負荷をできるだけ平滑化したいです。

・彰子さん
安心安全な農作物を提供したいので、除草剤は一切使用せず、農薬はやむを得ない場合のみ天然由来のものを使用しています。当別町は就農支援センターや普及センターの職員のサポートが充実していて、親身に教えてくれるので、新規就農している身としてとても助かっています。

ミニトマト収穫の様子

販路に工夫を

・豊さん
今は直売所への出荷が5割、3つのインターネットサイト(食べチョク、ポケマル、産直マルシェ・アウル)を利用した通販が2割を占めています。通販は関東方面のお客様が大半ですね。

・彰子さん
ホームページを作って、レストランやスーパーにも営業に回りました。ホームページや通販では直接消費者の方から連絡をいただけるので、励みになります。

・豊さん
トラックが農家を回って集荷した野菜を、レストランなどに運ぶ「やさいバス」の取り組みにも、今年から参加しています。週1回、集荷してもらった野菜は、札幌のデパートやイタリアンレストランに届けられます。共同運送なのでCO2削減にも貢献できます。

今後の目標は

・豊さん
自分たちも多くの方の支援いただいて就農したので、ゆくゆくは支援する側に回って、次の人にお伝えできればと思います。また、海外で生活した経験を活かして、外国人の受け入れにもチャレンジできればと思っています。

・彰子さん
昨年は珍しいカボチャの品種のバターナッツを香港でテスト販売させてもらったので、今後は東南アジア向けの海外輸出にも取り組んでいきたいです。

ビニールハウスの中で

VEGGIEHILLS(ベジヒルズ) ホームページ

山岸さんが運営するVEGGIEHILLS(ベジヒルズ)のホームページです。通販や作物へのこだわりなどが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

VEGGIEHILLS(ベジヒルズ)ホームページ

森田さん

町内でテイスティングの体験会を企画して、ウイスキーの魅力を広めている森田利幸さんにお話をお聞きしました。

森田さん写真

憧れの北海道へ

ニッカウヰスキーに1981年に入社し、名古屋を皮切りに静岡、東京と全国を転勤していた時、新聞広告のスウェーデンヒルズの航空写真を見て、その風景に惚れ込み、平成10年に家を建てました。

まだ現役で働いていたので、スウェーデンヒルズには家族旅行で訪れるくらいで、その後も大阪、富山、岩手など転勤を続け、50代に入り北海道への転勤を希望し、余市の蒸留所に併設されたレストランのマネージャーとして、ようやく北海道に来ることができました。

テイスティングの魅力

レストランのマネージャーに就任したのが2015年、ちょうどNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」の放映が終了した直後のウイスキーブームの時でした。程なくレストランのマネージャーからVIPのお客様担当に移り、年間15回開催するマイウイスキーツアーのお客様を対象に、ウイスキーの講師やテイスティングを担当することになりました。そこでウイスキーを飲んでいるお客様の幸せそうな顔をみているうちに、テイスティングが自分の生きがいにならないかと考えて、「琥珀のエクスペリエンス」を立ち上げました。

琥珀のエクスペリエンス事業目的

琥珀のエクスペリエンスの事業目的

テイスティングの活動を開始

「琥珀のエクスペリエンス」を立ち上げた2019年にはあいの里で2回の勉強会を開催。2020年以降はふれあい倉庫で、コロナ禍ではありましたが感染症対策を施して、3回テイスティングの体験会を行いました。

「満面の笑みで人生を楽しんでいただきたい」をモットーに、ウイスキーを通じて多くの人に喜んでいただきたくて、活動を続けています。

ふれあい倉庫でのテイスティング体験の様子

ふれあい倉庫でのテイスティング体験の様子

まちが元気になる活動を

今年はよねぐちさんとコラボして、6月と8月のナイトパークと7月の商工会まつりで出店します。ナイトパークではいつものテイスティングを行いますが、商工会まつりでは趣向を変えて、アメリカンスタイルのウイスキーを楽しんでもらいます。イベントはまちを元気にするので、活性化につながればと思っています。

ナイトパークでのテイスティング体験の様子

 

ナイトパークにはたくさんの人が集まりました

ナイトパークでのテイスティング体験の様子

 

今後やりたいことは

今、青山にある山を切り開いて、山小屋を建てる準備を進めています。ゆくゆくは、大自然の中で生演奏を聴きながら、ウイスキーのテイスティングをすることが夢です。

​琥珀のエクスペリエンス ホームページ

琥珀のエクスペリエンスのホームページです。イベントの情報などが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

琥珀のエクスペリエンス ホームページ