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森林環境譲与税の使途の公表
森林環境譲与税について
使途の公表
譲与が開始された森林環境譲与税は法令で使途が定められており、市町村は森林整備や担い手対策、木材利用の促進や普及啓発などに関する費用に充てることができます。
また、市町村や都道府県は、適正な使途に用いられることが担保されるように、森林環境譲与税の使途などを公表することになっています。
当別町における使途
当別町における森林環境譲与税の使途が確定したことから、添付のとおり公表します。
令和4年度 森林環境譲与税の使途公表 [PDFファイル/114KB]
令和3年度 森林環境譲与税の使途公表 [PDFファイル/61KB]
当別町林業機械補助事業について
ここでは、使途のひとつである当別町林業機械補助事業について紹介します。
当別町の約60%を占める森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、木材をはじめとする林産物の供給等の多面的機能を有しており、わたしたちの生活に様々な恩恵をもたらしています。
当別町は、トドマツを中心に先人たちが植えた人工林資源に恵まれていますが、手入れ不足により木々の密度が高くなりすぎてしまった森林が課題となっています。
混み合いすぎてしまうと光が入らず昼でも暗い森となり、木々が十分に成長できないほか、下草も生えず表土が雨水によって流されやすくなるなど、森林の機能も十分に発揮できなくなります。
このような森林はそのまま放置されると、強風により一斉に倒れてしまうなどの被害も起こりやすくなります。
これらの森林に対する間伐等の森林整備の推進とその担い手支援、労働安全対策等のため、町内林業事業体が導入する林業機械の購入経費の一部を補助しています。
これまでの活用事例の一部を紹介します。
<例1:ハーベスタ>
従来チェンソーで行っていた立木の伐倒、枝払い、玉切りの各作業と玉切りした材の集積作業を一貫して行う自走式機械。
<例2:フォワーダ>
玉切りした短幹材をグラップルクレーンで荷台に積んで運ぶ集材専用の自走式機械。