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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行について
江別保健所管内で警報が発令され、今後大きな流行が発生する可能性が高くなっています。
感染予防を行い、注意しましょう。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
細菌の一つであるA群溶血性レンサ球菌がのどに感染しておこる感染症です。
感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトにうつります。
年齢別にみると。5歳~15歳が最も多く、幼稚園や保育園、学校などの集団生活の場での感染が多くみられます。
症状
症状としては、2~5日の潜伏期間後、のどの腫れ、痛み、発熱、首のリンパ節の腫れなどの症状のほか、発疹を伴う猩紅熱(しょうこうねつ)を引き起こしたり、
重症化すると「リウマチ熱」や「溶連菌感染後急性糸球体腎炎」などを引き起こすことがあります。
予防方法
患者との接触を避けることが最も重要とされています。手洗いうがいの徹底や、おもちゃなどの口に入る器具や食器にも注意が必要です。