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現代を活きるプラス ヨナス・ホルムさん

ページID:0045033 更新日:2024年3月29日更新 印刷ページ表示

ヨナス・ホルムさん

会話

インタビュー

今回は、今年の1 月からスウェーデン交流センターで広報事業担当職員として勤務しているヨナス・ホルムさんにお話を聞きました。​

日本の文化に魅了されて

私が幼い頃(1990 年代)にスウェーデンで流行っていたラジコンやスーパーファミコンなどの日本製のオモチャ、忍者をモチーフにした映画を通して日本への興味を持つようになりました。武道に関心があったので、短い期間ではありますが、空手を学んでいた時期もあります。日本語は、空手で使っていた「イチ、ニ、サン」などの簡単な単語しかわかりませんでしたが、ダーラナ大学へ進学後、本格的に日本語を勉強し、在学中には東海大学札幌キャンパスに半年間の留学もしました。また、日本語を母語としない人が対象の「日本語能力試験N1」に合格はしていますが、日本語はアルファベットの大小、カタカナ、ひらがな、漢字の5種類を扱うのと、漢字の音読みや訓読みも覚える必要がある特殊な言語なので、まだまだ勉強中です。大学卒業後は、東京にあるハウスメーカーに6年間勤め、転職を経てスウェーデン交流センターの方から紹介を受け、今年の1月から働き始めました。

日本の生活に慣れる

日本で仕事をして難しいと思ったのが言葉です。日本のほうがスウェーデンよりも相手との関係によって話し方が変わったり、決まった丁寧なフレーズを使ったり、敬語などを使います。スウェーデンも、話す相手や状況によって多少単語や表現方法が違いますが、日本のような「敬語」がなくて、そこまで厳しくはありません。食生活では、日本に初めて来たとき、焼き鳥はタレを選んでいましたが、最近は素材の味を楽しむために塩で食べるように。パンや弁当を買うときも、食べたいものにあわせて店を選ぶようになりました。納豆を食べられるかよく聞かれますが、大丈夫です。日本に住むアメリカ人も納豆を食べられるといっていたので、むしろ、日本人のほうが苦手かもしれません。

仕事中​​

何でもお話ししましょう

​​趣味は旅行で、日本への留学前に3カ月間日本全国を旅したこともあります。日本に着いて初めて見たのは大阪の街並みでした。スウェーデンとは違って音がすごく、日本映画では見たことがない景色だったので興味深かったです。日本はどこも交通網がしっかりしているところが多いので、計画を立てずに観光をすることができ、自由な旅がしやすくて楽しいです。また、地元の「ダーラナ」では見られない、キレイな山と海の景色がとても気に入っています。当別でも良いところや美味しいお店があったら、ぜひ、教えて欲しいです。

これからの目標

現在、SNS やホームページ、広報誌の編集などの広報活動をメインに行っています。これから、ホームページをモダンなテイストに変え、インターネット上でのスウェーデン交流センターの情報発信に力を入れたいです。また、当センターでは4月21日に、スウェーデンのバンド「ティブレ・トランシビリスカ」による参加無料のライブを開催します。(詳しくは本誌P22 をご覧ください)そして、8 月にはザリガニを食べる「ザリガニパーティー」などのイベントも開催する予定です。ぜひ、お気軽に参加してください。