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現代を活きるプラス 白濱琢磨さん

ページID:0048407 更新日:2025年1月31日更新 印刷ページ表示

北海道科学大学高校軟式野球部 白濱琢磨​さん

北海道科学大学高校軟式野球部の白濱琢磨

インタビュー

5月5日に兵庫県の甲子園球場で行われる「全国高等学校軟式野球選手権大会70回記念 春の軟式交流試合 in甲子園」の代表メンバーに選出された、北海道科学大学高校軟式野球部の白濱琢磨さんに話を伺いました。

球歴は11年

 幼少期に母とあいあい公園を散歩中、太美ウォーリーズの練習風景を見たことをきっかけに野球へ興味をもち、小学1年生で入団しました。小学校ではキャッチャー以外のポジション全てを経験し、西当別中学校では主にセカンドでプレーしていました。
 科学大学高校には、全国大会に出場している軟式野球部があることを知って魅力を感じ、進学先に決めました。
 高校では、セカンドからショートに転向。経験不足もあり、内野をまとめることや外野と連携することの難しさを感じていますが、同時に成長も実感できています。
 練習は週に5日で、短い時間で質の高い練習をする方針です。どちらかといえば、打撃練習よりも守備練習の方が多いです。雪が積もっている時期でも雪の少ないところでノックを受けて感覚を忘れないようにしています。

打席で構えるようす
打席で構えるようす

バッティング
バッティング

軟式野球の魅力

 硬式と比べて軟式は打球が飛びにくいため、得点の少ない試合が多く、1点の重みがより大きいです。そのため、少ないランナーをどう進めるか両者の駆け引きが見どころです。守備の重要度が高く、試合の流れを大きく左右します。自分自身、守備が大好きで、打球に飛びついてアウトにした瞬間の気持ち良さは格別です。

守備時
スローイング

憧れの甲子園

 全国高等学校軟式野球選手権大会開催70回を記念して、5月5日に甲子園で交流試合が行われることが決まり、東日本ブロックの代表メンバー25人のうちの1人として選出されました。甲子園での開催と自分が選ばれたことを聞いたときは、驚きと嬉しい気持ちでいっぱいでした。軟式の全国大会は、毎年兵庫県明石市で開催されていて、「もうひとつの甲子園」とも言われています。昨夏出場しましたが、テレビで見ていた憧れの甲子園はやはり特別です。
 また、新聞や広報の取材を受けるうちに、初開催の大会に出場する身として、大会を成功させるためにもしっかりとプレーをしなければという責任感が芽生えてきています。目標は、スタメンで出場すること。得意の守備からリズムを作り、ヒットを打ちたいです。
 今年の夏の大会では、全道優勝し、全国で1勝することを目標に掲げています。昨年は、全国・国体ともに初戦敗退してしまいました。特に全国大会では、スクイズで自分の目の前に転がってきたボールの処理に一瞬の迷いが生じたことから、タッチの差で得点を許してしまい非常に悔しい思いをしたので、リベンジしたいです。

声かけ
守備時に声をかけるようす

ピッチング
ピッチャーを務めることも

これからも野球とともに

​ 野球人口が減少しているので、野球を広める活動を通じて競技人口拡大に貢献したいです。ゆくゆくは、プロ野球の球団職員になって、野球の普及活動や広報活動を通じて、野球の魅力を届けるなど将来は、野球に携わる仕事をしてみたいです。
 また、部活で後輩に教えていると、成長する姿にやりがいを感じることもあり、指導者にも興味があります。当別で野球を続けて育ってきたので恩返しをできればとも思っています。
 今後様々な野球との関わり方を学ぶ中で、その時にしたいと思ったことをできるよう何でも頑張りたいです。