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現代を活きるプラス 山田直也さん

ページID:0051724 更新日:2025年10月31日更新 印刷ページ表示

当別町商工会青年部部長

山田直也さん

山田直也さん

インタビュー

当別町商工会青年部で部長として、町の活性化や経営者としての資質向上を目的に活動している山田直也さんにお話を伺いました。​​​

商工会青年部へ

 石狩市で生まれましたが、小学1年生から大学に入学するまでは当別町で育ちました。大学卒業後に6年間東京で働き、当別町に戻ってくるときに親戚に誘われたことがきっかけで商工会青年部に加入しました。加入をしてから今年で12年目になりますが、お盆の時期の阿蘇公園ビアパーティーや親子盆踊りの企画運営などを中心に取り組んできました。また、地域の企業の後継者が所属する団体でもあるため、イベントの運営だけでなく、決算書の見方やSNS活用の講座、マーケティングを学べる商品力開発事業など、経営者としての資質の向上を目指した活動も行っています。​​

山田さん

成長をモチベーションに

 商工会青年部の活動に携わることで、若い人の成長を実感できることに達成感を感じました。一つのイベントであっても、内容ごとに分担して運営するので、若い人も主体となって各所との調整や事務など、様々な経験を積むことができます。また、8月に開催されたTobetsu Mirai Fesでは「とうべつベンチャーKids!」の企画に携わりましたが、子どもたちが、自分たちで原価や利益の計算、販売まで積極的に意見を出し合い実践していたことがとても嬉しかったです。商品を買ってもらい、利益を得るために考えなければいけないことは色々とありますが、どれも学校ではなかなか教わることがないので、子どもたちが商売という物事の流れを知るきっかけになったことに達成感を感じました。様々な企画を通して、人の成長を間近で感じられることが、この活動を続けていくモチベーションにも繋がっています。​

阿蘇公園ビアパーティーでの山田さん
阿蘇公園ビアパーティーでの山田さん

歩み寄る関係性

 最近では、地域の企業と町の距離感が段々近づいていると感じていて、それが当別町の魅力だと思います。イベントや事業を始めたいと思ったときも気軽に相談しやすく、町も一緒に対話することで、もっと良い内容になっていくこともあるので、お互いに歩み寄れる関係であるのはとてもありがたいと思います。だからこそイベント等で町を盛り上げていくことだけではなく、商工会青年部に所属する経営者たちが資質を磨き、それぞれの会社をもっと発展させて雇用を生み出すことで、町を豊かにしていくことも目指しています。人も町も豊かになり、「この町に住んでよかった」と多くの人が思える、魅力あふれる町を一緒に作っていきたいです。​

親子盆踊り会場での山田さん
親子盆踊り会場での山田さん

学びと成長を

 商工会青年部は規約により、45歳まで所属できます。私は今年で40歳を迎えたので、あと5年所属できますが、その5年間でより一層、後輩たちには様々な経験を積みながら成長していって欲しいです。これまで実施してきた活動を継続することや、見直すことなど、一つ一つの準備の段階からも得られるものは多いので、それぞれが可能性を広げるきっかけになれば嬉しいです。現在、商工会青年部の部員は35名います。活動を通して多くのことを学び、成長できる機会があり、年会費等はかかりません。興味を持った方は、ぜひ一緒に楽しく町を盛り上げ、豊かにしていきましょう。

商工会青年部員たち

当別町商工会青年部の活動情報

 当別町商工会青年部の活動情報をInstagramで公開しています。ご覧ください。

商工会青年部インスタグラム

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