本文
ICT・地中熱等を活用した水耕栽培実証について
地中熱等を活用した施設園芸に係る実証
・平成27年度の実証
平成27年度は、地方創生交付金の採択を受け、太美地区の地中熱調査及び地中熱等を活用した水耕栽培実証事業を、旧青少年会館で実施しました。
冬季における農業の活性化を目的に、地域資源で再生可能エネルギーである「地中熱」、人工光である「LED」、育成データなどを情報化する「ICT 技術」を使い、施設園芸における冬季栽培の可能性を調べました。
地中熱調査状況 |
---|
旧青少年会館内のパイプハウスと地中熱ヒートポンプ設備 |
---|
レタスの栽培状況 |
---|
いちごの栽培状況 |
---|
・平成28年度の実証
平成28年度は、北海道の補助事業(地域新エネルギー調査・設計導入強化事業)の採択を受け、地中熱等を活用した水耕栽培実証事業の継続調査を実施しました。
栽培品種の多様化、栽培スタンダードの確立を目的に、付加価値の高いエディブルフラワーなどの栽培に取組み、栽培技術のマニュアル化を行いました。
育苗の状況 |
---|
エディブルフラワー栽培状況 |
---|
出荷状況(模擬) |
---|
・平成29年度の実証
平成29年度は、普及・事業化に向けた取り組みとして、農業者とコンソーシアムを組み、高付加価値作物の栽培に取り組みました。