現代を活きるプラス　星有希さん

ページID：0038367 更新日：2022年12月28日更新印刷ページ表示

星有希さん

星さん

インタビュー

町内でハンドメイド作品を販売するイベント「ツクリエ」を主宰する星有希さんにお話をお聞きしました。

手紡ぎ糸の世界に

札幌出身で結婚後、室蘭で13年ほど過ごした後、札幌近郊に戻ることになり家を探していたところ、先に両親が居を構えた当別町に何度も通ううちに気に入り、2007年に引っ越しました。

当別町で暮らし始めた頃は、手芸が好きだったので帽子やマフラーを編んで過ごしていました。折を見て札幌の手芸イベントに足を運んでいたときに、自分で羊毛から毛糸を紡ぐ「手紡ぎ糸」と出会い、ハンドメイドの世界に。懇意にしていた札幌の手芸店から打診を受けて自分で紡いだ糸を店頭に並べてもらえることになり、自分が良いと思って作った作品が他の人に受け入れられたことが嬉しく、世界が広がった思いでした。

星さんの作品

道の駅で初イベント

それからは作品を外に売りに出てみようと思い、様々なイベントに参加しました。イベントによってお客様が違い、それによって求められる作品も違うなど、マーケティング的なことを学びながら、転機となったのは道の駅の開業でした。

道の駅でハンドメイドのワークショップをやったら面白いのではと思い、道の駅に話を持ち掛けたところ、スタッフの方が全面的に協力してくれて、2018年3月に第1回目の「ツクリエ」を開催することができました。その後、物販とワークショップを組み合わせて、やれる事を広げていきながら、2019年11月までに15回を開催。その後、コロナ禍でしばらく開催を見送っていましたが、会場をふれあい倉庫に移して、2022年6月から再開、今年は３回開催しました。

道の駅ツクリエ

道の駅で開催されたツクリエの様子

お客様を大切に

出展してもらう方は公募で集めています。来ていただいたお客様に楽しんでもらうことを第一に考えているので、申し込みの段階でお客様に向けてメッセージや想いを伝えられる方かどうかを重視して、出展してもらっています。ハンドメイドのイベントに来るお客様は、全道各地から数時間かけて来る方もいるほど熱心な方が多いので、満足して帰ってもらえるための工夫を凝らしています。

ふれあい倉庫ツクリエ1