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現代を活きるプラス 村井由里絵さん

ページID:0041903 更新日:2023年7月31日更新 印刷ページ表示

村井由里絵さん

村井さん

インタビュー

今回は、今年の6月に行われた第41回全日本バウンドテニス選手権大会のフリー女子シングルスとフリー女子ダブルスの両部門で初優勝を果たした村井由里絵さんにお話を聞きました。​

バウンドテニスとの出会い

今から10年ほど前、総合体育館で友人と卓球をしていた際に、現在所属している「愛斗夢エボリューション」のメンバーが隣で練習をしていました。中学・高校時代にソフトテニスをしていたので、こういうスポーツがあるんだなと興味を持って見ていると、ちょっとやってみないかと声をかけてもらい、試しに体験したところ、想像以上に楽しく感じたためバウンドテニスを始めました。
バウンドテニスは、16歳以上のフリーの部、45歳以上のミドルの部、60歳以上のシニアの部があります。そのため、幅広い世代の方とバウンドテニスを通して交流ができるほか、全道各地に支部協会があるので、様々な地域の方との交流も深められるところが魅力的だと思います。
試合はソフトテニスのカウントに似ていて、4ポイント先取で1ゲーム取ることができ、5ゲーム先取で勝利となります。コートの大きさは幅3m、長さ10mの長方形で、狭いと思われがちですが、実際にやってみるとハードで、体力を消耗するスポーツだと思います。特に、シングルスはかなりラリーが続くので結構疲れます。​​競技人口はおよそ10万人と言われています。

全日本選手権では

全日本選手権は今まで良い結果を残せておらず、去年は2回戦で敗退しました。そんな中、大会の約1カ月前、茨城県で関東の強豪が集まる親善大会と練習がありました。親善大会でガットが切れるアクシデントに見舞われたものの、他の出場者にラケットを借りて使ったところ驚くほど調子が上がり、シングルス・ダブルス共に優勝。その後の練習でガットの種類を聞き、自分のラケットにもそのガットを使用するとボールの扱いが格段に良くなり、スピンがかかりやすくなったため得点することが多くなりました。全日本選手権ではダブルス7試合、シングルス5試合を連日で戦い、特にシングルスの2回戦ではタイブレークの末、何とか勝利。その試合が体力・精神面共に一番大変でしたが、勢いそのままに優勝することができました。
優勝した瞬間、まず感じたのは「やっと終わった」という安堵感でした。最初は優勝した実感が湧きませんでしたが、家族や親戚、職場の方々から沢山お祝いの言葉をもらって、徐々に優勝したという実感が湧きました。​YouTubeでライブ配信されていたので、友人にも大会に出場すると伝えたところ、応援してくれたほか、2日目のシングルスの試合では、会場に友人が駆けつけて応援してくれたのはうれしかったですね。

大会2 大会1

チャンピオンとして

​試合がYouTubeでライブ配信されていたので、私の特徴であるサウスポーを生かしたサーブや、スピンをかけた返球が研究されると思います。ですが、1試合でも多く勝って良い成績を残したいのと、大会で二連覇できるよう練習に取り組みます。そして、来年は国民体育大会でバウンドテニスの団体戦が公開種目となるので、予選を勝ち抜き、北海道の代表として優勝をつかみ取りたいです。

表彰 チャンピオン

バウンドテニスのメンバーを募集しています!

現在、私が所属している「愛斗夢レボリューション」では週に3回練習しており、30~70歳の男女10人ほどで活動しています。

木曜日:西当別コミセン、19時~21時
土・日曜日:白樺コミセン、18時~21時

興味のある方は、ぜひ、お越しください。
問合せ:村田(☎090-7519-0839)

練習風景

練習時の様子