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スウェーデンでは、夏の伝統行事である夏至祭が盛大に祝われます。この時期は昼が最も長くなる白夜の季節で、北部では真夜中でも太陽が沈まない現象が見られます。夏至祭はスウェーデン語で「ミドソンマル」と呼ばれ、「盛夏」を意味しますが、実際には夏の始まりを祝う行事であり、大陸諸国の「5月祭」にも似た雰囲気を持っています。
当別町は、1987年10月にスウェーデン王国レクサンド市と姉妹都市提携を結び、以来、交流を深めてきました。その象徴のひとつが、毎年開催されている当別版の「夏至祭」です。
このイベントでは、レクサンド市の本場の夏至祭を再現し、マイストングの立ち上げや小さなカエルを意味する「små grodorna(スモー・グロードナ)」のダンスなど、スウェーデンらしい伝統的な催しが楽しめます。さらに、グリーンコンサートや当別産の農産物・食材を味わえるブースも並び、町の魅力を存分に感じられる内容となっています。
会場となるスウェーデン交流センターでは、吹きガラス制作体験や木工制作教室など、ものづくりを通じた交流イベントも実施され、訪れる人々に特別なひとときを提供しています。
こちらは、今年行われた、第40回夏至祭(令和7年度)のスウェーデンヒルズ会場の様子です。
(リースの行進)
今回の夏至祭では、姉妹都市提携を結んでいる宮城県大崎市の小学生や
包括連携協定を結ぶ、北海道医療大学生や北海道科学大学の生徒が参加してくれました。
※大崎市の小学生
※物販の様子
※リース行進の様子
(マイストングの立ち上げ)
(カフェテリア)
(スモー・グロードナ(カエルダンス))
※道の駅会場の様子
(とうべつ学園・西当別中学校吹奏楽部による演奏)
(カフェテリア・夏至祭マーケット)
地域の方々や小さな子供たちも気軽に参加できる町の一大イベントとなっております。
北海道科学大学との包括連携協定↓
https://www.town.tobetsu.hokkaido.jp/site/kouhou/49314.html