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校長 桂川 淳
学校は未来を創る礎です。世界のグローバル化や情報化によって、社会の多様化、生活の質的変化は進んでいます。少子化、人口減少に直面する日本が経済水準を維持し、活力あふれる社会であるためには、学校がウェルビーイングの発信地となり、持続的な幸福を保障する場所でなければなりません。児童生徒のウェルビーイングの確保・向上を柱に、とうべつ学園にかかわる全ての人の可能性を引き出す学校づくりを推進いたします。
【基本方針】子どもが学習の主体者となり、未来を生きるために必要な資質・能力を獲得する学校づくり
【学校経営の重点】
(1)学校組織マネジメントの充実
・目標の共有による学校運営参画意識の向上 ・Pdcaによる成果の共有 ・働き方改革の推進
(2)義務教育9年間をつなぐ教育課程の創造
・目標達成に向けた既存にとらわれない計画 ・迅速かつ柔軟な計画
(3)授業改革の推進
・授業観の転換 ・ミドルリーダーを中心とした組織的な校内研修
● 自ら考え学び、意欲的に学習に取り組む子
● 思いやりの心を持ち、目標に向かって強い心で最後までやり抜く子
● 積極的に身体を鍛え、心身ともに健康な子
● 当別に誇りを持ち、どこにいても当別を心のふるさとにしている子
の育成に努めてまいります。
こうしたことから、児童生徒のよさを伸ばし認めることを通じて、個が抱える課題の解決を図ることを重視し、具体的に目指す子どもの姿をイメージし、道徳教育の重点を定めます。
【重点】 道徳教育の重点:親切・思いやり・感謝
【目指す子どもの姿】
・主体的に学ぶ ・自分の考えを相手に伝える ・友達の話を最後までしっかり聞く ・友達の考えを尊重する ・相手の立場になって考える ・下学年にやさしく接する ・元気に活力ある生活を送る ・進んで挨拶をする ・自他の命を大切にする ・安全に気を付ける ・いじめはどんなことがあっても許されないと思う ・最後までやりとげる
学校が全ての人のウェルビーイングを確保・向上する場になれば、その幸福は保護者の皆さまや地域に波及し、世代を超えて循環することとなります。よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していく子どもの育成に全力で取り組んでまいります。引き続き、本校教育活動へご理解とご支援をよろしくお願いいたします。